mamekiblog

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胸がしめつけられる、映像が美しすぎる映画

こんばんは、映画大好き豆姫です。

 最近借りたDVDの映画がよかったので書いておこうかと。
 「1917 命をかけた伝令」

 

1917 命をかけた伝令 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2021/03/03
  • メディア: Blu-ray
 

 


この作品はダニエル・クレイグがボンドをつとめた「007 スカイフォール」と「007 スペクター」の監督でもあるサム・メンデス監督が、自身のおじいさんに聞いた戦争の体験のお話をヒントに制作した映画です。
 第一次世界大戦時のイギリス軍とドイツ軍の間にあるまさに前線ともいえる場所を、自国の軍隊を助けるために駆け抜ける伝令役の若いイギリス人兵士二人の物語で、まるで全編ワンカットで撮ったかのような映像がすごすぎて感動しました。
 

 伝令役の兵士をつとめるメインの俳優さん二人は初めて見る方で(見る方によってはご存じの方もいるかもしれませんが)、物語に入り込めるように有名ではない俳優さんが起用されているそうです。
 ワンカットのような映像がまた、起こるハプニングや広がる景色、ハラハラ感などを一緒に彼らにくっついて行って体験しているかのような臨場感を感じさせます。
 (※ネタばれしてるかもしれないのでここから先はご注意ください)

 

 なかでも私が感動したのは夜のシーンです。
いつ敵兵に出くわすかもしれない廃墟となった町の暗闇の中を、主人公が照明弾で時折照らし出されながら走り抜けるシーンは手に汗握る緊張感があり、しかし浮かび上がる迷路のような廃墟がなぜか幻想的で残酷で美しく、見事で引き込まれるものがありました。

 ほかにも、朽ちた民家やチェリーの木の植わった平原を抜けるシーンや川のシーンもとても美しく、美しいから余計に悲しい気持ちになります。
 
 そしてこの戦争を戦っているのはヒーローでもなんでもない、普通の人たち、なんですよね。
普通の人間が下す一つの判断、一つのミスで一瞬で命を落とすおそろしい状況。
 しかしタイムリミットが迫る中、なにがあろうと立ち止まるわけにはいかない。

 戦争とはなんなのか、いままでの数えきれない戦争に意味はあったのかという問いが頭をよぎり、ぽっかり穴が開いたような空虚で物悲しい気持ちを覚えます。
 感情を静かに揺さぶられながら見ているその間にも、主人公は止まることなく走り続けます。

 人の命のはかなさと、命が失われる理不尽さと美しい景色や場面が重なり、映画を見終わるころには涙が・・・
 
 話題になった映画だったのでレンタルはしたものの、戦争ものがあまり得意ではなくしばらく置いていたのですが見てよかったです。
 あと、見ているつもりで見落としまくりな豆姫は一回目は字幕で、もう一回は吹替で見たのですが、違和感のない声優さんですごく見やすかったし、二回目でやっと気づいたこともありました。
 
 なにかあるたびに主人公の一人である若い兵士が、胸元に入っている四角い本のような形の箱を取り出して中をちらっと確認してはまたすぐ懐に入れるんです。
 その意味が最後のシーンでわかるんですが、涙がじわじわと出ちゃいました。

 

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 というわけで、感動しても、見たことは覚えているのに細部はすぐ忘れちゃうので、豆姫は記録のためにここに置いておきます(''◇'')ゞ

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  本編を見た後で特典映像のメイキングなどをみると、ワンカットのように切れ目なく場面を展開していくためにとられた様々な工夫をみることもできて二倍楽しめます。
 豆姫的には、要所要所で出てくるイギリス人俳優の方々にドキドキが止まらない映画でもありました。

あ、あとAmazonプライムビデオでもあるみたいです。

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